タイトルの「CATO(キャトー)」とは、主人公の「Cat(ネコ)」と「Toast(軽く焼いた食パン)」の単語から最初の2文字ずつを組み合わせたもので、「バター猫のパラドックス」という逆説のお話が元になっています。
「バター猫のパラドックス」とは、
●ネコは高い場所から落ちると、必ず脚から着地する
●バターを塗ったパンを落とすと、バターを塗った面が必ず下になる
という、ふたつの事象をもとに、「では、バターを塗った面を上にして、ネコの背中にバタートーストをくっつけて落としたら、永久に回転して落ちないのではないか?」と考える思考実験(頭の中で仮想的な状況を想定して結果を考察すること)のお話です。
ネコとバタートーストは、それぞれが固有のアクションを持っていますが、ふたつがくっつくと飛べるようになるのが大きな特徴です。
お互いのアクションと、くっついて一緒に飛ぶ、この組み合わせを駆使してステージのゴールを目指していきます。
ネコのアクションは、「赤い壁を登る」、「赤いスイッチを押して対応するしかけを動かす」、「細いパイプの中を潜り抜ける」など、赤いところや狭いところが得意。
ネコとバタートースト、それぞれに特化されたアクションは、単独で操作するには不便な場合もありますが、その制約のなかでいかにクリアできるかを考えていくのが本作の醍醐味。慣れてくるとさまざまな局面に対処できるはずです。ネコとバタートーストという意外な組み合わせをぜひ楽しんでください。
ちなみに、ネコとバタートーストに分かれて、2人で協力プレイも楽しめますよ。